株式会社德風會・祭祀研究所 代表取締役社長 竹谷泰則
「吉相墓」は、ご先祖様への報恩感謝に、石塔に霊名(戒名・法名)を刻入してお祀りします。石塔はご先祖様の霊が成仏するために建てる供養塔です。戒名・法名でなければ仏門に入った形ではなく、成仏しない形です。
「名は体を表す」と言いますが、冥福のために、幽界の名でお祀りします。
俗名は、この世での存在を表します。
戒名などが幽界での存在を表すと共に、成仏や菩提を表します。
俗名(ぞくみょう・生前の名前)や遺影は亡くなった方を偲ぶのには良いが、生前の俗名や遺影を祀るのは、霊界の者になっていない‟生の形”、すなわち‟不成仏霊の姿”なので悪相です。
お墓には生前の俗名を使用せず、戒名・法名などの霊名を付けて供養しなければ、子孫が幸福になれません。
お墓に使う亡くなった方の、幽界の名の霊名に付いての吉凶があります。